男性の依頼者から、「妻が預金通帳、クレジットカード等の一式を持って家を出たあげく、預金の全てを無断で引き出した上で離婚調停を申し立ててきた。預金がなくなった上に相手方の弁護士から法外な婚姻費用まで請求され、支払いに追われて日々の生活にも困窮している。」という旨の御依頼を受けました。
そこで、次の調停期日に先立ち、相手方に対して無断で引き出した金銭を直ちに返還するよう求めると共に、婚姻費用、財産分与等についても、別居までの経緯や通帳に残された金銭の流れ等を元に、適正な基準に基づいて調停を進めるよう求めました。
結果、御依頼の日から約1ヶ月の短期で金銭の返還を受けるとともに、婚姻費用、財産分与等についても適正な基準に基づき50%以上の減額を行ったうえで、依頼者の納得のいく内容での離婚調停を成立させることができました。
離婚調停を申し立てられた男性依頼者の解決事例
2017年11月|解決事例